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咬むことのすすめ
「咬む」ことは、今まで食べ物を細かく砕き、唾液と混ぜ合わせ、消化吸収しやすくするための物理的作用のみが重視されていました。
このごろは、「よく咬む子どもは虫歯が少ない」「よく咬む子どもは頭がよくなる」「よく咬んで食べるとボケが防止できる」などといわれるようになり、咬むことの必要性についての研究がなされつつあります。これによって「咬む」という物理的力があご顔面・歯周組織に加えられると、骨格形態変化に及ぶ事実が突き止められてきております。
  身体に加えられる外力と、細胞代謝の関係を研究する学問分野があり、それは「メカノサイトロジー」とよばれています。今後ますます「咬む」ことの必要性が学問的に立証されると思いますが、これに関して現在は、次のようなことがわかっています。

咬む回数について、古代食を復元して調査した結果をみてみましょう。
咬む回数について、古代食を復元して調査した結果
弥生時代の卑弥呼の食事 3590回、時間 51分
鎌倉時代の源頼朝の食事 2654回、時間 29分
徳川家康の食事 1465回、時間 22分
徳川家定の食事 1013回、時間 15分
現代食(ハンバーグ・スパゲッティ) 620回、時間 11分
  (神奈川歯科大学 斉藤滋氏)
となり、時代を追うごとに軟食が進むことが裏づけられました。
また、生後まもないネズミを二群に分け、離乳後、一方には硬い固形食を与え、他方には固形食と同じ栄養量の粉末飼料を与えて飼育しました。その後、迷路の学習訓練をさせた後、いく通りかの迷路を走行させました。そのとき、間違いの区域に入った回数を数えた結果が「迷路学習成績の比較」として評価できます。その結果、学習の成績は固形食群の方がはるかに勝っていることがわかりました。この実験はマウスで行ったもので、人間にそのまま適応できるとは言いきれませんが、「咬む」ことの重要性を十分に示唆していると思います。

  これらのことから、学校食事研究会では、「ひ・み・こ・の・は・が・いー・ぜ」というキャッチフレーズの一語一語を頭文字にして、次のような「8つの効用」を説いています。
肥満が予防できる。
味覚が発達する。
言葉を正しく発音できる。
脳の発達を促す。
歯の病気の予防になる。
がんの予防になる。
いー 胃腸が快調になる。
くいしばることができるので、全力投球ができる。
上記の内容を少し詳しく説明する記事もご紹介します。歯科医師会の雑誌にありました『歯と健康』という記事から抜粋しました。
噛むことで活性化する脳細胞
 噛む回数の減少は私たちの健康に大きな影響を及ぼしています。近年、噛むことと脳細胞の活性化についての研究が進み、ものを噛んでいるときには、脳の血液循環がよくなり、脳内の神経細胞の酸素消費量が増し、活性化していることが分かりました。この活性化の程度は、噛む回数が多いほど増強されるのです。
  最近になって、脳には EGF (上皮成長因子)、NGF (神経成長因子)など、細胞を長生きさせる因子がいくつもあることがわかってきました。この物質は脳自体で分泌するだけではなく、唾液腺からも血液中に供給されるので、よく噛むことでその量を増やすことができます。
  さらに痴呆との関係についても、若くて元気なころは少々歯が悪くて噛めなくても急激な変化はないものの、加齢による知的障害の出てきた段階で噛まない生活を続けていると、痴呆が一気に進んでしまう可能性を示唆する実験結果が出てきます。
  これらは言い換えれば、良く噛むことで老化によるボケを防いだり、進行を抑えたりすることができるかもしれないということです。
生活習慣病の予防にも有効
  噛むことは、糖尿病をはじめ肥満を原因とする生活習慣病の予防においても大変有効です。
  食欲は満腹中枢と摂食(飢餓)中枢によってコントロールされています。血糖値が下がってくると、摂食中枢が刺激されて空腹感を覚え、食事を始めて2、3分たつと血糖値が上がり始め、それにつれて満腹中枢が刺激されて食欲がしだいに落ちていきます。そして15分ほどで完全に食欲にブレーキがかけられるのです。つまり、よく噛んでゆっくりと時間をかけて食事をすれば、過食による肥満を防ぐことにつながり、生活習慣病を予防することができるというわけです。よく噛むことは、胃腸の消化吸収機能を維持するためにも重要です。
  食べ物は本来体にとって、異物あるいは有害なアレルゲンであるといえます。その刺激性をなくすためには、よく噛んでできるだけ細かい粒子にして飲み込むことが大切です。また、唾液とよく混ぜることで、唾液に含まれるいろいろな酵素が食べ物中の有害物質を分解してくれるのです。
食事は良く噛んでゆっくり食べるようにしたいものですね。
上記のいずれもが「咬むこと」の大事さを説明するものと言えるでしょう。
 
 
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